遺伝子組み替え農産物を考える。

世間でタブーと、されている遺伝子組み替えについて考えてみませんか?
「誤解だらけの遺伝子組み替え作物」小島正美(編)この本によると日本人は加工食品やお肉を通して大量に遺伝子組み替え食品を摂取しているそうです。
日本は食料の自給率が低く動物の餌も多量に輸入して結果的に人が食べているのてす。
IPS細胞、糖尿病の治療等に遺伝子組み替えが行われているのに作物に対しては批判が多くて日本では研究もままならない様です。
それって農家にとっては不幸な事と思います。
以前、ハワイのパパイア農家がウイルスに侵され壊滅状態になった時に農家を救ったのが遺伝子組み替えでウイルスに強いパパイアでした。
沖縄にもこのパパイアの苗が間違って持ち込まれ大問題になり処分されました。
沖縄のパパイアは自然下では2年以内にほぼ全てがウイルスに侵されモザイク病になります。
遺伝子組み替えパパイアは本土では販売されています。(因みにハワイの遺伝子組み替えパパイアは9割)
私はこの本を読んで多くの日本人が間違った考えで遺伝子組み替えを理解してると思います。(私もそうでした)
日本の食料自給率は4割を切ります。沖縄に関してはもっとひどい状態だと思われます。
どうして医学の遺伝子組み替えにはもてはやされて作物には理解がえられないのか?
多分、マスコミによる報道がそうさせているとしか思えないのですがいかがでしょう。
遺伝子組み替えで農薬を使わない栽培も出来る様で沖縄に合う野菜、果樹、花を研究で作って欲しいと思います。
自国で作らず大量に外国から遺伝子組み替え作物を買えば日本は可笑しな国になります。
遺伝子組み替え作物が出て30年、まだ特定される被害はわからないそうです。(花ではペチュニアの数点の遺伝子組み替え種があるようです。)
以前、私は青々とした窒素肥料の効いた葉野菜は危いと警告しました。
又、ある人はF-1品種が男の精子が少なくなった原因ではと言われています。
これは現代人が以前より精子の数が少く異常が多いのはミトコンドリア異常の野菜のせいではと仮定しています。
F-1が世に出て半世紀、F-1は母方に花粉を出さない株で作られます。
つまり正常でない作物の親で生産されています。
しかしながらF-1種が世の中の野菜の9割を占めている現状で固有種(在来種)だけを食すのは現代では不可能に近いてす。
食べ物は常にある程度のリスクが付き物、しかしながら消費者、農家が選択の自由を妨げる世の中にはなってほしくない
この事には多くの批判もあると思いますがあえて多くの方の意見を聞いてみたい。